The other side of the planet - 地球の裏側でおもうこと

生まれ育った日本を離れNYCで生活。日々の暮らしを通し、地球の裏側でおもうことを綴ったBLOG.

Don't be too serious - 真面目になりすぎない

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真面目にいきること。

美徳のように教えられてきた気がします。

悪いことではないですね、もちろん。

 

でも後から思うとそんなに大したことではないのに、必要以上に真面目になりすぎてしまうこともあるのではないでしょうか?

 

状況自体大変なのにも関わらず、ついつい真面目に考え込んでしまって、実際の状況よりもっと大変な妄想を自身でつくりあげそれに苦しんでしまったりするものです。

 

真面目になりすぎないというのは不真面目になる、不誠実になるということとも違います。イメージとしてはがんじがらめでかちこちに硬くなりすぎている状態、でしょうか。

 

大人になるにつれていつの間にか、いろいろな考えに縛られて時にがんじがらめになっているかもしれません。苦しいですね。

 

そんな風に真面目になりすぎているな、と思った時、ふと状況を笑いに変えてみる、そんな余裕をもってみてもいいかもしれません。

 

以前も書きましたが、この世には自分のコントロールのきかないこともあります。それに対して真面目に悩んで解決策を探してみても、自分のコントロール外のことであればコントロールしたい、どうにかしたいという執着を手放すほか解決策はなかったりします。

悩んでも仕方がない、というやつですね。

 

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苦しいなと思った時、あえて置かれている状況を笑いにしてみると、あれ、なんでこんなことで必要以上に悩んでいたんだっけ?と、なんだか本当におかしく思えてきたります。

ストレスを感じているとき、辛い時、気の許せる仲間と笑ったりすると元気になったりしますね。

笑うことで凝り固まってしまった自分を緩めてあげる。そんなことも大切かもしれません。

 

自分のゆく道に現れるものをいつも選べるわけではありませんが、それにどう向かい合うか、どう対応するかは、私たちが自分自身で選ぶことができます。

 

一生懸命真面目に生きること、悪いことではありません。

でも苦しくなってしまったとき、カチカチに固まってしまった時、意識的に自分を緩めてみる。意識して、です。よかったら試してみてみください。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

うつり変わりゆくもの

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諸行無常。

ブッダの教えの一つですが、この世の全てのものは常に変化をしていくものだという教えです。

 

例えば、私たちの体も時とともに変化をし続けています。

また私たちを取り巻く環境、周りの人との関係なども、全ては一定ということはなく常に移り変わりゆくものです。

 

良い時もあれば、悪い時もある。どちらも一時の出来事。

 

この諸行無常の概念を受け入れず、安定のためについ何かを手に入れたり、手に入れたものを手放したくなかったりと、私たちは何かに固執してしまうこともあります。

 

でも、諸行無常が万物の法則のようなものだとしたら、それに抵抗をして生きることは苦しみ以外の何者でもありません。

 

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良いものがやってきた時はありがたく享受し、

悪いことがやってきた時は常にそれが続くわけではないと、その時その時ベストを尽くしてのりこえていく。そうしているうちにまたどこかへ行ってしまう。

 

うつりゆく世界であれば、そもそも手にいれたり、失うというコンセプトすら存在しないのかもしれません。手にするも失うも一時の出来事で、永遠には続かない。そもそも手に入れるものもなければ失うものもない。

 

万物は常に移り変わりゆくもの、物事は私たちが思っているよりもとても儚いものなのかもしれませんね。そう思うと、今私たちが持てるもの全ては、あって当たり前ではなく、ありがたく恵まれている、そんな風に思えてきます。

 

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抵抗をするよりも、受け入れそれとともに生きる。

それも心の平和を手に入れる一つの方法かもしれません。

 

今日はこの辺りで。

Clarity - クリアに物事をみる、考える

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生きていく中で大切なこと、沢山ありますね。

みなさんそれぞれご自身の経験からいろんな事を学ばれて生きていらっしゃると思います。

 

最近私が大切だなと思うことの一つ、いかにクリアな思考をもって、その時その時ベストな選択をしていくか、ということについて今日は書いていこうと思います。

 

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YOGAやMeditation を始めて気がついたことに一つに、Clarityが増したことがあります。

その結果、物事をクリアに見ることができるようになった、クリアに判断することができるよになった、グルグル頭の中で考えて答えがでない状態、つまり迷いが減ってきたように思います。

 

それはもしかすると、自分のコントロールのきかないことは受け入れる、自分の選択の結果どんなことが起こってもその時その時対応していけばよいと思えるようになった、未知を恐るのではなく、そこに無限の可能性を見出すことができるようになった、からかもしれません。

 

一番ストレスを感じるのは、決断する前に、あぁでもない、こうでもない、これをしたらもしかしてこういう悪い結果が生じるかもしれない、などと行動をする前に頭でグルグル考えてしまっている時ではないでしょうか。

何か決断をする前にしっかりとリスクを認識し事前に準備をしたり方向性を決めることは大切ですが、いろいろとリスクを考えた結果怖くて結局行動が取れなくなってしまうこともあるかもしれません。

 

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クリアに物事が見られるようになると、その時その時の状況に合わせて自分がとるべき・とりたい選択ができるようになりが明確になります。そうなると迷いでがんじがらめになったりするストレスがなくなり、より生きやすくなるかもしれません。

 

今日はこの辺りで。

 

Ballet - Joy of Dance

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NYCは世界中からいろいろな人や物が集まる刺激的な街です。

NYCに住むことの最大の利点の一つは、世界中からNYCに魅了されて集まってきた人、物、アイディアに出会えることです。

 

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NYCにきて10年弱たちますが、振り返ればここで出会った人、物、価値観、アイディア、生き方等数えきれないほどあります。

 

その中の一つのBallet。Balletとの出会いは実に多くのものをもたらしてくれました。

 

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昔からBalletやDanceを学びたいと思っていたものの、大人になって今更恥ずかしい、醜態をさらすだけだなんて思っていました。

そんなある時、自分が他人に期待をしているばかりで、自分の人生や幸せに責任をもっていないと痛感した出来事がありました。その出来事をきっかけに、自分の人生なんだからやりたいことをする、自分で幸せな人生をつくっていくんだと決心し、ずっと学びたかったBalletを学ぶことにしました。

 

大人になって今更Balletを学ぼうとしている私を後押ししてくれた友人、学ぼうと思った時にそこに学べる場があったことには感謝ですが、これらはやはりNYCという環境がもたらしてくれたものだと思います。

 

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何かを学ぶ時、すぐによい師に出会えるわけではないと思いますが、その点Balletに関してはとてもラッキーでした。

ご本人もプロのバレリーナとして活躍をした後、NYCで有名ダンサーを教えていた先生が、Balletのバッググラウンドがない私のような人たちにも有名ダンススクールで、Balletを教えていたのです。

試しで行ってみたのですが、初めてクラスをとったその日にまさに求めている答えがここにあると確信し、最初は週一回から、そして2年たったあたりからは週3、4回通うほど、Balletを学ぶことに魅了され、いつしかBalletクラスは生活の一部となっていました。

 

Balletがもたらしてくれたものは数え切れないほどあります。今まで使ったこともない体の筋肉の発見、体のアライメント・姿勢の改善、体の凝りや痛みが改善、バランス感覚、学ぶこと・追求することの楽しさ、Balletのバッググランドがなくても絶対にPirouett(Balletのターン)ができると生徒の可能性を確信し辛抱強く指導をしてくれる先生との出会い、また共に練習をすることで生まれた友情。

 

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そして、踊っている時の喜びの感覚。(踊りといってももちろん大人から始めているのでプロのダンサーのようには踊れませんが笑)

踊っている時はその瞬間にフォーカスしており、マインドで繰り広げられる様々なドラマから解放されています。つまり自己で生み出す苦しみから完全解放されている状態です。体が細胞レベルで喜びに満ち溢れている感覚、この感覚がJoyなんだと思います。

 

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BalletはArtであり、Spritualでもあると思います。いつしか私にとってBalletを学ぶことは、美を追求することであり、人間の本質を追求することでもあり、人間の可能性を追求することとなっていました。

人生、何が本当に大切なのか思い出させてくれる、Balletはそんな存在でもあります。

 

ついBallet熱が入り、長くなってしまいました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

Being Receptive

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目標にむかってどんなに頑張っても、思い通りにことが運ばない、

何をしてもどうもうまくいかない、思うような結果が得られない、

 

そんな時は思い通りにしたいと、手に入れたい、失いたくないといった執着を手放し、人生に訪れるもの、向こうからやってくるものに対して抵抗することなく、Receptiveでいることで、思わぬ突破口や解決策が見つかるかもしれません。

 

Receptive (Oxford Languages) 

  • willing to consider or accept new suggestions and ideas. (新しい提案やアイディアをよろこんで受け入れること)
  • able or willing to receive something, especially signals or stimuli.(何か、特にサインや刺激をよろこんで享受すること)

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人生は自分の思い通りにいくことばかりではありませんが、そうなった時、自分の人生にやってきた状況をハンドルしていく、乗り越えていく、それを学ぶことで人としてもっと大きくなれる、どんな状況でも対応できるような強い自分となり、その結果自由を得ることができるのかもしれません。

 

そうやって生きていくうちにきっと、答えが見つかると思います。

もしかしたら、固執していたものは実はそんなに重要なものではなかったのかもしれません。

もしかしたら、最終的には手に入るものも今はその時期ではないのかもしれません。 Boxという形だけ手に入れも、中身が空っぽであれば手にれても意味がないですね。

 

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Receptiveになる、執着を手放すということは、諦めるということとも違います。

目指しているゴールが大きく現在自分の立っている点から遠ければ遠いほど、達成するのに時間がかかるのは当たり前です。そこに到達する道が自分が歩きやすいように補正された道であったり、真っ直ぐゴールに続いているとは限りません。いばらの道が待ち受けているかもしれません。

 

いばらの道であろうと、目の前に現れたものを対応をしていく、越えるのが難しければ、別の道や到達方法をとる、もしくはいったん戻って困難な道を通ることができるよう筋力を鍛える、越えるために十分な備えをもって再度帰ってくる、いろいろと方法はあると思います。

 

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この世には私たちの理解を超えた力や法則が存在しています。

時に人生目の前に現れたものに対しReceptiveになってみることで、自分が想像もしていなかったものを手に入れられるかもしれません。

 

 

Life Energy - エネルギー

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生きるためにはエネルギーが必要です。

エネルギーは人生を楽しみ、よい人生を送るための大切な要素だと思います。

 

子供はエネルギーに満ちています。何をしても楽しそうで幸せそうです。エネルギーが尽きる瞬間まで動きまわり遊び続けます。しかし、何故か大人になるにつれてエネルギーのレベルが落ちる、もしくは何かがエネルギーの源をブロッグしていて、必要なことをするのもめんどくさい→できないと思い込み、しなくなる→何もしたくなくなる→生きることが楽しくなくなる、といったような悪循環が起こりがちです。

 

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Yogaを初めて最初のころにエネルギーのレベルが増加したのを実感しました。エネルギーがあるので、必要なことは迷うことなく片付けられるようになった、めんどくさいという思いが沸き辛くなった、めんどくさいと思ってもとにかくできるようになった、目指すもののために努力を続けられるようになったと思います。

以前は”こんなことをしても何も得るものはない、エネルギーや時間の無駄だ”と思い、いろいろなことをしなかったのですが、エネルギーがあると”無駄”というコンセプトがわかなくなり、とりあえずやってみる、その結果思いもしなかった発見があったり、その瞬間瞬間人生を楽しむことができるようになったという、好循環が起こりました。

 

では果たしてどうやってエネルギーをあげるのか?

YOGAはその一つのツールです。私たちのシステムに正しいフォームを作ることでエネルギーの流れも促進されます。

 

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また私たちが摂取するすべてもの、食べ物、飲み物、空気、気候や天気等から受ける影響、日々生活の中で感じ受け取る印象や他の人からのエネルギー等、それらは自分を構成している要素に他なりません。その要素を日々意識的に選んで摂取をしていくことで、よいエネルギーに満ちた自分を作っていくことができます。

 

それぞれについては長くなるのでまた別のブログで書いていきたいと思います。

 

今日はこの辺りで。

 

 

 

 

 

 

 

 

辛い時こそ

2020年もあと残り1ヶ月。

今年はパンデミックで多くの人にとっていろいろな面でチャレンジングな年だったと思います。

 

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私も個人的にはここ数年の中でも大変な年だったな〜という印象ですが、人生、大変な時期は誰にも訪れるもので、その大変な時期でもできるだけ幸せに、幸せとまではいかなくてもOKでいられるよう自分を作っていくことが大切だなと実体験を通して思います。それができたら、日々起こる自分のコントロールできないことにも簡単には左右されない、自身で幸せを手に入れることができる自由がある。それができたら人生大成功ではないでしょうか?

 

 

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人生、自分の思い通りにならないことのほうが多いかもしれませんね。辛いことが起こったときこそ、ある意味幸せを手に入れるチャンスなのかもしれません。それは、コントロールできないことに執着をせず生きる、辛い出来事から何かを学んで自分の血や肉として生きる、そんな時こそ自分が持てるものを認識し感謝をして生きる、そして子供のようにPlayfulな気持ちを忘れず生きることが大切なのかもしれません。

 

 

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一つや二つ嫌なことが起こっても、それはずっと続かない。命さえあればどうとでも挽回できる。辛いことがあってもそれと同時に自分が恵まれていること、自分が楽しめることも存在しているはずです。それを忘れずに、嫌なことに真剣になりすぎず人生を楽しむことも忘れずに生きていこうと思う今日この頃です。