自由を手に入れるということ

Freedom −自由、誰でも手に入れたいと思うものではないでしょうか。

"Free from suffering - 苦しみからの解放" 。仏教でも解かれている事ですが、四苦八苦といった一切の苦しみから解放され自由を手に入れるということはブッダ生きたその昔から人々が欲してやまない願いだと思います。

苦しみから逃れ自由を手に入れる、昔は周りの環境を変えて苦しみから解放されることばかりを考えていました。しかし、仏教で解かれている通りこの世は思い通りにならないもの。自分はこの世をつくる万物の一部として存在をしているわけですから、冷静に考えれば全てが自分の都合よくいかないことは納得ですね。しかし人は、人生や物事が思い通りにならないために苦しんでいます。自分の努力で思い通りにできることもありますが、どう頑張っても自分の思い通りにならないこともあります。こういった出来事に一喜一憂せず、常に自己の中に平和や喜びを持ち続けられることが幸せへの道だとブッダは説いているそうです。

外的要因、自分の外の世界をコントロールしようとせず、自己をコントロールすることで自由が手に入れられるのかもしれません。何が起ころうとも常に心に平和を保つことができれば、ある意味無敵ですね。自己がそのような状態になれば、自然と自分は外的要因に左右されない（自己は周りとの関係性のなかになりたっているので繋がりがないと言っているわけではありません）、自由な存在であると気づくことができるのではないかと思います。

ヨガは簡単には揺るがない強い土台をを自分の中につくるいわばツール。毎日の練習をはじめてまだ数ヶ月ですが、日々の生活を通して少しずつではありますが自分が日々周りでおきる事柄に左右されづらくなっているのを実感します。

まだまだプロセスの途中ですが、日々の修行を続けていくことでもっと皆さんにクリアにお伝えすることができるのではないかと思っています。

今日はこの辺りで。