The other side of the planet - 地球の裏側でおもうこと

生まれ育った日本を離れNYCで生活。日々の暮らしを通し、地球の裏側でおもうことを綴ったBLOG.

Sadhana -サドナ-

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Sadhana (サドナ)、サンスクリット語でDaily spiritual practice、

日々のスピリチャルプラクティスのことを指すそうです。

 

今週末はセントラルパークで朝7時から約3時間Sadhanaを行いました。芝生の上で太陽の光を浴び、鳥の声を聞いて土や木々の匂いを嗅ぎながらのYogaは格別に気持ちのよいものです。

 

Sadhanaという言葉は、Yogaを始めてから、日々のYogaの練習自体のことを指すのによく聞くようになったのですが、必ずしもYogaやMeditationだけを指すわけではなく、日々人生で巻き起こること全てがSadhnaであると教わりました。日々巻き起こることに気持ちを揺さぶられることは誰しもあるかと思いますが、そういった状況や揺さぶられた感情をどのようにコントロールし心の平和を保っていくか、日々修行といったところでしょうか。

 

Yogaを真剣に始めて自分の中にいろいろな変化が起こっていますが、その中の一つに自分が無意識で思ったこと、それに基づいて行動や言動をしていることに、より自分の意識を向けられるようになりました。その考えは今まで生きてきた中で何万回も無意識で起こっているオートメーションされた思考なので、あたかもそれが自分自身であるかのように思ってしまいますが、それは本来の自分ではないと気付き、意識的に自分の思考、言動、行動を作っていくということが大切だと思います。

 

社会を生き抜いていくために人はいろいろなスキルを学んでいきます。特定のことを言ったり、特的の行動をとることが、ある一定の社会の中で生きていくために必然ないわばサバイバル法と言えるのではないでしょうか。しかし、そもそも社会の中で決められているルールや慣習は、国を超えると全く違うものであったり、時代と共に変化をするものであったりします。変わりゆくもの、つまり、絶対的な真実ではない。社会を生き抜いていく上で役に立つものではります。しかし、そこで身につけたサバイバル方法が私たちの全てではない、もっと人の根源的な存在を知ることで、社会で蓄積したスキルや自分とは何ぞやというアイデンティフィケーションが、本来の自分自身ではないとしっかり認識することが大切なのではないでしょうか。

 

また長くなってしまいましたが今日はこの辺りで。